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震災体験記【5−2】 2011年4月9日(土)〜14日(木)

震災体験記
【1】 【1−2】 【1−3】
【2】 【2−2】 【2−3】
【3】 【3−2】
【4】 【4−2】
【5】 【5−2】
【6】
【心の声1】 【心の声2】

家族構成・居所については【1】をご覧ください。

記述について:
 プライバシー関連のことがらはフェイク入れてます。

4月9日(30日目)
4月10日(31日目)
4月11日(今日から2か月目)
4月12日
4月13日
4月14日

4月9日(土) 30日目 天気:雨 午後降ったりやんだり そんなに寒くない
 朝食、昼食を実家で食べて、その後、アパートに戻る。
 特に何もせず。
 夕食を食べ終わった後、6時45分頃、震度5弱だか5強だかの揺れ。でも体感的にはそんなに揺れてないような気がした。

4月10日(日) 31日目 天気:朝は快晴、暖かく、片付けしていると汗ばむ
 昼、「NHKのど自慢」が放送復活。
 見ながら部屋の片付け。そしてカーペットのしわ伸ばし再び。今回は1人で、冷蔵庫やら棚を片側ずつよいしょっと持ち上げながら、足でカーペットのしわを押し込んで伸ばす。あーやれやれと思いながらの作業だったけど、まあまあうまくいった。何事も慣れるものだなと思う。

 テレビを見て過ごす。
 夜の「Mr.サンデー」、宮根さんが石巻から中継。昨夜6時40分の余震の時も石巻にいたとのこと。
 石巻はまだ、真っ暗な(電気復旧していない)地域があり。志津川では新しい電柱、白っぽいまっさらな電柱を立て始めている。その映像が流れる。

 夜中0時7分頃に余震あり。震度3。

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4月11日(月) この日から2か月目ということになりますね。天気:午後は雨。
 仕事して、歯医者に行って、実家に寄る。
 その直後、夕方5時16分、17分に立て続けに強い余震。福島・茨城あたりでは6弱ほど? 歯医者行ってる時じゃなくてよかった…と胸をなでおろす。

 アパートに戻る途中、某スーパーに寄る。単1電池が欲しかったんだけど全然売ってない…。単3電池だけ買う。4本入り298円のが値引きで283円だった。単3は今や値引きという域。
 ミスドが通常価格でワゴン販売をしていた。

 テレビ点けたまま深夜1時頃眠る。

4月12日(火) 天気:晴れ 暖かいが風強い
 朝8時8分頃、テレビの緊急地震速報(震源は福島・茨城)の音で目が覚める。

 仕事の後、4月7日にも物品を持っていった某ショップにまた物品(文房具)を持って行く。その時にちょっとお話したショップの店長さん?によると、「個人からの支援物資を受け入れているのが気仙沼だけだったので、気仙沼に届けに行った(行っている)」、「(どこって言ってたか忘れたけど、どこかの)学校に一時、全部、集積されている」、「物はかなりあるが、仕分けをする人手が足りない」、「今度、大学の学生グループがボランティアに来るそうだから、新学期が始まる14日頃には子供たちに配られるのではないか」とのこと。
 このショップから気仙沼までは車でたぶん2時間ぐらい、道路事情が悪い時だったからたぶんもっとかかっていただろうと思う…頭が下がります。
 某ショップというか眼鏡屋さんなので、かねてから歪んでいた眼鏡のフレームを直してもらう。落ち着いたらぜひこちらの眼鏡屋さんにまた来てセカンド眼鏡を買いたい。と強く思いました。

 アパートに帰って夕食。余ったみそ汁の鍋にはラップをびっちりとかけて蓋をして、しかも床に置く(-_-; こないだみたいにぶちまかって大変なことにならないようにと思っての方策。この時以降、しばらく(何か月か)ずっと、みそ汁を作り置きするたびにこれをやってました。

 この日もテレビ点けっぱなしで寝る。消すのがなんとなく怖いのであえて点けておいてる感じでした。

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4月13日(水) 天気:晴れ。強風。暴風警報が出ている地域も。
 早朝に揺れで目覚めたり、またうとうとした後、携帯の緊急地震速報で目覚めたり。
 部屋の片付けや、支援物資についての調べものを終日。

4月14日(木) 天気:晴れ 暑い 昼過ぎに強風
 仕事の合間に、支援物資用の生活用品や絵本を買いに行く。
 某ドラッグストアにいた昼12時台、横に(東西方向)グッと引っ張られるような余震。店内に一瞬、緊張が走る。でもひどい揺れじゃなくてよかった。
 アパートに帰って荷造り。

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